風俗嬢になったら、たくさん稼いで貯金したり、あれを買ったり…そんな夢や目標を持っている人はたくさんいると思います。
私も、毎日日給を通帳に納めて行くのが楽しみで…なんて時期もありました 笑
でも、風俗をやっていると、少なからずぶつかるのが「お茶を引く」すなわちお客様に付けない!と言う壁です。
- お店が暇すぎるの?
- それとも他の理由…?
- もうこの店は辞めるべき?どうすればいい?
そんなさまざまな疑問に、元ベテラン風俗嬢の私がお答えしていきます
毎日がお茶引き原因は?
まず一番最初にお茶を引くということの意味について考えてみましょう 普通のお仕事などは、まず時給という物が存在しますよね?時給制ならば究極の話、そこにいるだけでお給料が発生するシステムですが、デリヘルにはこの制度がありません。
「時給ではなくお客様何人を何分コースで接客したか」が全てなわけです。 これはすなわち、お客様を接客できない=日給も0円(お茶を引く)という事に繋がる訳です。 どれだけ頑張りたい!と思っていても、お客様が来なければ頑張りようがないんですよね…
お茶を引き続けた場合はすぐにお店を変えるべきなのか?
じゃあそんな場合は今すぐにでも店を変えるべき?!そう考えるあなた、まずは落ち着いて、暇な原因を考えてみましょう。 お茶引きをすると色々な不安がよぎるのはわかりますが、そんな時こそ落ち着いて何故暇なのか、その原因について考えてみましょう。
閑散期の可能性もある
風俗をはじめとする水商売には、閑散期と言う時期があります。 逆に忙しい時期の事を繁忙期と呼びますが、この閑散期は一般的には2月だったりと、シーズンごとに暇になりやすい時期の事をそう呼びます。
ただ、私が17年近く風俗業を見てきた中で感じたのは、閑散期というのは風俗業全体が閑散期な時もあれば、特定の店が暇になったり、あるいは特定の女の子が暇になったりと、絶対値と言う物は存在しないな、と言うのが一番の感想です。
それなりに稼げていたのが、いきなり暇になった。周りの女の子も同様に暇そうだ、と言った場合はお店や風俗業界が閑散期に入った可能性があります。
どれだけ人気の女の子にも「今日は暇だわ」なんて閑散期はあるものです。
続いてはだんだんと暇になってとうとうお茶引き…なんていう時に考えてみるべきポイントについて解説していきます。
お店のカラーと合っているか
入店したときは若かったけど、だんだんと他の女の子と年齢差が出てきて浮いてきた気がする。
Mで売っている店だけど、私はどちらかと言うとSキャラなんだけど…なんて言う、お店の売りと自分とのギャップを感じている人、もしかしたらお茶引きの原因はそこにあるかもしれませんよ?
もしかしたら干されてる?
- 「頑張っているつもりなのに、全然仕事が回ってこない!」
- 「フリーのお客様も、あきらかに他の子ばかりに回っている」
そんな時は、もしかしたら干されている可能性があるかもしれません。 オーナーやスタッフの態度がよそよそしい、明らかに自分に対する態度が変わったなどの変化がある場合は、特に注意が必要です。
私が一緒に働いていた女の子達のお話
最初は稼げていたのに、だんだんと仕事が回って来なくなり、お茶引きの日が続くように…傍目で見ていた私にも「おかしいな」と思える事でした。
あまりにひどいので、数人でオーナーに直談判したそうです。
するとオーナーから「30過ぎてフリーが貰えると思うなよ!!」と衝撃の一言が…結局言い争いになり、その子達は人妻店に移籍、無事にお茶引きの日々から脱出しました。
どうです?怖いですよね…多くは無いにしろこんな事も起こりうるので、あまりにもおかしい、と言う時は注意してください! ちなみに私も当時30歳目前…そんなオーナーの元で働くのは不安だったので、その後早々に移籍しました。笑
お店ではなく自分が原因?
お店はそれなりに繁盛しているのに、何だか稼げない…そんな時には自分の接客のマナーや態度を見直してみるのも大事な手段の一つです。 地雷嬢と呼ばれてしまうような接客をしていないか、見た目や服装に気を使っているかなど、もう一度初心に返って考えて見る事も必要になってきます。
少しでも心当たりがある場合はすぐにでも改める必要がありますし、心当たりが無い場合は、個人の閑散期である可能性や、上に書いたような干されている場合などの可能性を見極めて行く必要があります。
辞める事を考える時と様子を見る時
さて、色々と暇になってしまう理由を書いていきましたが、じゃあどの位お茶引きしたらお店を変わる事を考えれば良いのでしょうか?
まずは、一番にオーナーの偏見や、理不尽な理由で仕事を付けて貰えない場合や、明らかに〇ちゃんを優遇していて、とばっちりが周りに降りかかっている場合は、はっきり言ってすぐにでも移籍を考えた方が良いでしょう。 女の子をきちんと平等に管理する立場のはずのオーナーが、率先して規則を破るようなお店には、はっきり言って在籍する価値はありません。さっさと辞めて塩を撒いてやりましょう!笑
自分のカラーとお店のカラーが明らかに違う場合
「自分の長所や、特徴をしっかりと活かせるお店を選ぶこと」は大事です。 お店のカラーに合わせてキャラを作るのも、もちろん悪いことではありません。ですが、それでなくても精神的に疲れる事の多い仕事ですから、「必要以上に無理をすることなく働けるお店」を探すことは大事になって来ると思います。
お店の悪い噂を聞いた場合は要注意
閑散期の場合は、お店自体や女の子自体の閑散期なら一過性の物の場合が多いですのでしばらく様子をみるのが良いでしょう。中にはお店の対応が悪いなどの理由でお客様が店を避けてしまっている事もありますから、ここのお店の対応は悪すぎる、なんて噂を聞いたら注意をしておきましょう。
自分に悪い噂が立ってしまった場合
また、自分の悪い噂が立ってしまっている場合は、噂を払拭する為には、かなりの努力が必要になってきます。 同じ店で心を入れ替えて一から努力するならば、しばらくのお茶引きも覚悟は必要ですし、心機一転他店で働く事も視野に入れても良いと思います。
移籍すればいいという問題ではない
いくら移籍しても結局元通りの接客になれば、また同じように稼げない風俗嬢に戻るだけです。 風俗は案外手っ取り早く稼げる様な業種ではありません。指名を取ると言う事は、それこそ小さな心遣いや努力を重ねた、日々の努力の賜物なのです。
まとめ
いかがでしたか?単にお茶引きと言えど、様々な理由がある事がお判りいただけたでしょうか?
でも実際にお茶引きが続くと、冷静に考えようとしてもなかなか上手く考えられなかったり、明確な理由が分からないと、不安でいっぱいになったりするものですよね… そんな時は一番身近にいるオーナーや、同僚に話を聞いて貰ったりするのも良い方法です。 そこでオーナーの態度に疑問を感じたり、お店に合っていないと感じる時は、思い切って他のお店に話を聞いてみたり、体験入店をしてみるのも良いと思います! 風俗で働く上で、あなたがあなたの長所を活かして、無理をせず働ける事は、とっても大切な事です! コンプレックスや短所だと思っていた事が、実はこの店では長所だった!なんて事もありますから、お茶引きを防ぐ為にも、お店選びはしっかりじっくりと行って、人気嬢を目指しましょうね!