風俗嬢の体験談を探している方へ。この記事は、16年間風俗で働いた元風俗嬢が、働くことにした経緯、よかったこと、大変だったこと、これから働く人へのアドバイスを語ったものです。
私が風俗嬢として生きた16年の間には、さまざまな風俗嬢と知り合い、さまざまな人生を見てきました。今回は、その一人だった私自身が、なぜ風俗で働いたのか、働いて分かったメリットとデメリットをお話しします。
普通に生きていて「風俗嬢になる」という選択肢を選ぶ人は、ほんの一握りかもしれません。風俗で働けるのは18歳以上(高校生は不可)です。
ある日突然、風俗で働くことになった私に何が起こったのか
私が風俗で働き始めたのは19歳のときでした。18歳でキャバクラの仕事を始めて、1年が過ぎたころです。当時の私は、あまり売れないキャバクラ嬢でした。指名がまったく取れないわけではありませんが、人気の子との売上の差は一目瞭然。主な仕事はヘルプ回りでした。
不規則な生活でみるみる体型もぽっちゃりして、ヘルプについたお客様にこう言われたこともあります。
お前! 穿いてるブーツが痛いって泣いてるぞ!
稼げない上に太るという状態でしたが、そのころは彼氏がいて、仕事そっちのけで楽しく過ごしていました。
ある日突然、彼氏に振られた
その彼氏は、見栄っ張りで、浮気をして、お金にルーズな人でした。それでも私は尽くしに尽くして、あっさり捨てられました。「将来は結婚するの!」と思っていた矢先の出来事で、当時は絶望しかありませんでした。
あのころの自分に「夢を見てるんじゃない」と言ってやりたい。
「男は裏切るけどお金は裏切らない」
毎日落ち込んで荒れていた私を救ってくれたのは、風俗で働いていた友人の言葉でした。
男は裏切るけど、お金は裏切らないよ。
私は子どものころ、奔放な父親のせいで借金取りに怒鳴られるような幼少期を過ごしていました。だからこそ、友人の言葉に「それもそうだな」と思い、「人生は一度きり、どうせならお金を稼ごう」と風俗の仕事に飛び込むことにしました。
ああ、それもそうだな。人生一度きりだし、どうせならお金を稼ごう!
風俗で働いてよかったと思ったこと
収入が大きく増えた
一番に感じたメリットは、収入です。昼の仕事とは比べものにならないほど、お給料をいただいていました。主婦になって出勤時間が減ってからも、生活の助けになる収入がありました。ただし、収入は時期やお店、本人の状況によって変わります。
自分の働きたいときに働けた
私はデリヘルでの勤務が一番長く、出勤は本当に「自分のペース」でした。独身のころは長時間、子どもが生まれてからは平日の昼間だけ、と調整できました。急な用事にも対応しやすく、理想の働き方だと感じていました。子どもが小さくて体が弱かったときは、本当に助かりました。
これが本当の自由出勤ですね。
自由に出勤できることが、風俗業界の最大の特徴かもしれません。
気持ちに余裕ができた
生きていくうえで、お金は本当に大事です。たくさんの修羅場を経験して、「お金がなくても愛があれば」はきれいごとだと思いました。
金銭の問題は、人を簡単に追い込み、人間関係も壊します。風俗で働いて生活に余裕ができたときは、本当に安心しました。
風俗で働くデメリット
身バレを防がなければならない
風俗で働くことを隠したい人は多いと思います。親、彼氏、夫、同級生などに「知られたくない」と思うのは当然です。私はオープンな性格で、当時の彼氏から今の夫まで、仕事のことを全部話したうえで付き合いましたが、普通はそうはいきません。実際に、夫に知られて修羅場になった女の子も見ました。
身バレを防ぐための対策をしているお店もあります。対策はお店によって違うので、働く前に確認してください。
- 給与明細などの書類の扱い
- 貸出用の携帯電話
- プロフィール写真へのモザイク加工
自分でできる身バレ対策もあるよ。
- 写メ日記の写真にスタンプやモザイクを入れる
- 普段着ない、仕事専用の洋服や下着を使う
- プライベートな質問は、キャラ作りをして架空の答えにする
くわしい対策は風俗で働くときの身バレ防止対策の記事も読んでください。
性病などの感染症
風俗嬢自身が直接被害を受けるのが性病です。私の場合、重い性病にはかかりませんでしたが、体質的にカンジダにかかりやすく、頻繁に薬をもらっていた時期があります。
そういえば、一度毛じらみをもらったこともありました。命には関わりませんが、気持ち悪くて、深夜に泣きました。
- お店に性病検査キットがあるか聞いてみる
- しっかり調べたいなら、レディースクリニックの受診がおすすめ
- 地域によっては、自治体が検査をしている場合もある
自分に合った方法で構いません。しっかり検査して、結果をお店にも報告しましょう。スタッフからの印象もよくなると思います。詳しくはデリヘルで働くうえでの性病対策を読んでください。
風俗を仕事として選ぶあなたへ、私からのアドバイス
風俗を仕事にするのは大きな決断に思えますが、私のように「男よりお金」というちょっとした理由で入ってくる人もいれば、どうしてもお金が必要という切実な理由の人もたくさんいます。
私自身は、入り口は違っても、風俗で過ごした期間の半分以上は、当時結婚した元夫のせいで「お金がないのに借金はたくさんある」という事情を抱えていました。
まわりを見ても、「夫や彼氏が頼りない」「母子家庭」といった事情の人や、「お店を開く資金を貯めている」「資格を取るため」といった夢のために働く人まで、理由はさまざまでした。
風俗は、暗い、怖いといったマイナスのイメージを持たれやすい仕事です。でも、実際には意外とあっけらかんとしている人も多いです。
待機所では、くだらない話をしたり、悩みを聞いてもらったり、反対に相談に乗ったりしていました。全部のお店や女の子がそうではないと思いますが、少なくとも私が働いたお店では、大半がそうでした。
そして私は、この仕事を「歴とした職業」だと考えています。特殊な仕事であることは、もちろんそのとおりです。
風俗は誰にでもできる仕事ではない
お客様を楽しませ、癒し、心を満たすことは、誰にでもできることではありません。
もしこの文章を読んでいるあなたが、風俗の仕事に就くことに不安や罪悪感を持っているなら、こうお伝えしたいです。風俗は、必ずしもあなたが思っているような世界ではありません。ただし、お店によって条件は違います。初めて風俗で働く女性の不安と解決法や、デリヘル嬢になった理由とメリット・デメリットの体験談も、あわせて読んでみてください。
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