私の人生を変えた風俗嬢という仕事、その全て。「サムネイル」

私の人生を変えた風俗嬢という仕事、その全て。

私は若い時、風俗なんて私が今生きている世界、これから生きて行く世界からは遠くて、私には一生縁のない仕事だと思っていました。

でもそれからそう遠くない日、私が風俗嬢になる日はある日突然、訪れました。

私が風俗から足を洗ったのはわずか5年前です。

私が風俗嬢という仕事に捧げたのは8年間。

その8年間、私は他のすべてを捨てて風俗嬢として生きました。

今回は、忘れられないし、忘れてはいけない、私が風俗嬢として生きた8年間をお話しします。

私が風俗嬢になるまで

私は若い時から早くに結婚したいと思っていたので結婚は19歳と早かったのですが、その夢を打ち砕かれたのは結婚してすぐでした。

「とてもまじめで優しくて、こんな人と結婚できたら幸せな家庭を築けるだろうな」

その夢が現実になったのもつかの間、夫がまじめで女性に優しかった理由、その全ては彼の母親が原因でした。

男性ならだれしもがマザコンの気があると思うけど、夫の母親への態度は異常ともいえるべきもので、その反対に母親の態度も異常なほどの溺愛ぶりだったのです。

マザコン夫との離婚

夕飯が気に入らないと「お母さんの料理食べに行ってくる」と実家に帰る夫。

マイホームも手に入れたけどモヤモヤする日々。

そんな日々が5年ほど続いたある日、夫の浮気が発覚。

俺は悪くないと言わんばかりの態度で夫は実家に帰り、そのまま離婚することになりました。

離婚して目の前にふさがったのが「住宅ローン」

そんな家売却してしまえばよかったのですが、私はなんと完済を決意。

守るべきものがない私には怖いものもない。

あなたは今日からカナちゃんです。

その気持ちのまま訪れたのがとある風俗店でした。

面接では

月いくらほしい?稼げるよ!

ただそれだけで即採用。

「あなたは今日からカナちゃんです。」

私はその日から、風俗嬢になりました。

努力がお金になる世界、それが風俗嬢

風俗嬢という仕事ってあまりいいイメージないけど、今は女性大学生の4人に1人は経験したことがあるともいわれているんです。

それはきっと、手軽に稼げるから。

風俗嬢になることのメリットって、女の子なら誰でも稼げる事だと思います。

実際お店の待機ルームには大学生や主婦、OL、いろんな女の子がいました。

やっぱりたくさんお金をもらえるって魅力的。

お金がないと生活できない女の子もいるし、欲しいものを買う為に働いている女の子もいる。

指名をもらうと手当がつくから指名を取るために頑張るんです。

風俗の特徴は、頑張れば頑張るだけお金になるということ。

特に経験がいるわけでもないし、働けばお金になるんだから。

努力がお金になるって、素敵じゃないですか?

褒められると自信がつく

それからメリットは、自信がつくことですね。

女の子って「可愛いね」って言われるとキラキラするんです。

その場所が風俗だから、男性客は女の子を性的な対象で見るし、時にはお世辞も言ったりするけれど、でも可愛いねって言われて嫌な気持ちになる女の子なんていないでしょう?

いい意味での社交辞令、風俗は恋愛ごっこに性的サービスがつく場所だから、そこは女の子もうまく騙されてあげたら自信がつくし、指名も返りやすくなります。

自信がある女の子は堂々としていて、輝いてる。

それは風俗に限らずどんな場でもそうですよね。

デメリットは自分自身を犠牲にするという事

風俗嬢になることはメリットばかりじゃない。

本格的にやればやるほどデメリットも当然大きくなります。

いちばんは、やっぱり自分自身を犠牲にすることです、肉体的にも、精神的にも。

当然嫌なお客さんはいるし、気持ち良くなくても気持ちいいふりをしないといけないし、痛くても我慢しないといけない時もあります。

時には酔ったお客さんに暴力を振るわれることもあるので、自分の身は自分で守らなければなりません。

悩み事があって不安な時でも笑っていないといけないし、嫌味を言われることだって珍しくはありません。

それから性病にも悩まされました、きちんと毎月検査を受けていても、いつどのお客さんから感染するかわからないし、もし指名のお客さんに感染させてしまったら治してもまたうつされるので。

こればかりは避けようがないけど、おかげさまで性病には詳しくなりました。苦笑

辞めて5年経っても外出時はサングラス

私は風俗から足を洗って5年になりますが、いまだに街に出るときはサングラスをかけます。

風俗嬢ってお客さんからみたらアイドル的な側面もあるので、本指名のお客さんは本気で惚れていたりするものです。

風俗で働いている時は街で声をかけられるのは仕方ないかもしれないけど、風俗やめて完全プライベートの時に源氏名なんかで呼ばれたらすごく迷惑です。

私は風俗に浸かって本格的に働いていたので、それは今でも困っています。

何年経っても声をかけられるリスクはついてきます。

お客さんだけでなく、身内や友達にばれる恐れもあります。

OLさんが会社にばれるとか、主婦が旦那さんにばれるとか。

実父がお客さんとして来店して指名されて修羅場ってのもありました。

ストーカーには注意

私が怖かったのはストーカーですね。

後をつけてくるお客さんもいたし、殺してやると言われたこともありました。

惚れたら何十万も、時にはもっとつぎ込んでしまう男性もいるので、トラブルも多しです。

お金が絡むとお客さんは豹変します。

こちらはビジネスでも、お客さんは本気なので防げないのです。

お店の中にいたらボーイが守ってくれるけど、一歩外に出たら自分の身は自分で守るしかありません。

これは本当に大変でした。

それでも風俗嬢をやってよかった

私が風俗嬢として働いた8年間はとても大変でとても充実していました。

住宅ローンを完済したので風俗からは足を洗いましたが、お客さんからの嫌がらせ、暴力に泣いた日々、雑誌取材、指名ナンバーワンになった事。

いろいろな思い出が詰まった8年間です。

当然失ったものもあります。

8年間という時間は社会的に空白です。

だけど、私は風俗嬢になってよかった。

どうしてですかね、きっと、「いろんな自信」を手に入れて、私は変わったと思います。

これから風俗で働く女の子へ、これだけはよく覚えていてほしいことがあります。

私が経験した限り、一般的に思われているような怖い世界ではないけれど、短期で高収入が得られる世界は、騙そうとする人も必ずいます。

ある日突然辞めることがよくある世界なので、どんなに女の子同士仲良くなっても信用はしない事です。

そして、風俗嬢っていわば、場所を借りて個人事業を営んでいるようなものです。

ただそこは、長い間居座る場所ではありません。

目標があるからこそ頑張れる世界でもあるので、風俗で働く時は目標額を決めて、達成したらすぱっと辞める。

それができない女の子はダラダラ風俗嬢を続けて、年齢を重ね行き場を失っていきます。

ここに、足を洗っても風俗で働いていたことを誇りに思う私がいます。

風俗で働くことで望んでいる世界に近道できるなら近道するべきです!

どうかあなたの望む世界が実現しますように。